2016年5月8日日曜日

先哲に学ぶ4 韓非子,孫子によれば,中国は日本とインドネシアの分断を計った,のである

孫子


韓非子

おはようございます.

 今日は日曜日.


 孫子,韓非子を読んだら新たに見えて来ました.

インドネシアの高速鉄道の受注で,日本は中国にその敷設権を取られたが,政府保証は要らない,と最初は言っていたが,今になって,政府保証が要る,などとウダウダ言って着工の目途(メド)は立っていない.

 これは何か? 日本国内では支那人はやはりアホだな,とか,インドネシアもそんなアホに仕事を任せるからこんな馬鹿を見るのだ,という意見が多勢を占めるが,この韓非子や孫氏の言葉を読むとまた,違ったものが見えて来る.

 簡単に言うと中国は今,世界を相手に戦争をしているのである.ただし,武器を使わない戦争.見せはするが.目的は世界を搦め捕ること.故に,騙しは当たり前で戦争に勝つには善である.

 そのような観点から,インドネシアの高速鉄道を見るとどのように見えるか?

 中国は日本とインドネシアの分断を計ったのである.それは成功した.もし,日本が受注して,例によって完璧なものを作ったら,日本とンドネシアの結びつきが強くなり,これは中国にとって不利である.


 結局,言えることは,中国は最初からインドネシアの提示した様な低価格で新幹線を作ってあげる気は最初から微塵もなかったのであろう.

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