大統領選とTPP関連法案の行方
平成28年11月8日(火)17時 記載
私の予想です.
ヒラリーもトランプもTPPには反対を表明しています.
実は賛成している大統領候補も沢山いたのです.でも,即死しました.つまり支持を得られず,すぐに去りました.ブッシュさんもその一人でした.
でもヒラリーとトランプでは温度差があります.
トランプはTPPなどは絶対にやらないでしょう.彼は,NAFTA(アメリカとメキシコとカナダの自由貿易協定)にも反対しています.これはもうすでに10年ほど前から発効されているのですが,これも辞めるのだ,と言っておりました.
ヒラリーも反対していますが,もう一度交渉して,アメリカにもっと有利なものとして,締結したい,と言っています.
それを受けて,安倍さんは,もうすでに大筋合意に達しているから再交渉には応じない.故に今,国会でTPP関連法案を通すのだ,と息巻いてか,委員会で強行採決をしました.本来なら,本日10/8に衆議院本会議で(強行)採決する予定でしたが,延期しました.
なぜか アメリカ大統領選挙を行方を見る為です.
トランプが当選したら,TPPは廃案です.もちろん,今の国会のTPP関連法案も廃案となります.
クリントンなら将来的にTPPは発効します.故にこの国会で関連法案を通します.11/10に予定通り,衆議院本会議で採決となります.
しかし,アメリカと後日再交渉になります.安倍さんは再交渉はしない,と今は言っていても,クリントンさんに言われたらやります.
そのような予想です.
アメリカ大統領選挙.激しく頡頏(きっこう 拮抗)しています.どちらが勝つのか私には分かりません.
ただ,歴史の分岐点です.我々はその生き証人になれるのです.しっかりと見守りましょう.
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