令和元年10月20日(日)晴れ
本日、漢字検定1級の検定試験を受けてきました。
今回は手応えがありました。
いつもは、できたかなあ、できなかったかなあ、という感じなのですが、今回はがっちりとできたような感じです。
平成26年の6月の試験(平成26年 第1回)から受けています。もう6年目です。
今回で15回目の挑戦。
勉強したテキストは
日本漢字能力検定協会
漢検1級 分野別精選問題集
漢検1級 完全征服
新生出版
頻出度順 漢字検定1級 合格問題集
あと、過去問10年分。
しかし、これだけで合格は覚束ない(おぼつかない)。
ここから、6割くらい出題される。
この6割をすべて正解できるわけもないし、合格ラインは8割りである。
それ以上の多くのものが望まれる。
それでも平成28年2月の検定(27年第3回)で158点をマーク。
大いに気を良くしたが、これはまぐれであったのか。
ずいぶんとまぐれ当たりをしたような感じがしたものであった。
もう少しで合格と思いきや、そのあと、6 - 7割りで低迷。
29年より、漢検三略に着手。
1年とちょっとで一通りやったが、それでも合格ができない。
問題が難化しているような感じがする。
30年から、常用漢字も重要と思い、常用漢字の四字熟語を覚えるようにした。
これも非常に大事な勉強であると確信した。
四字熟語にも必ず出されるし、読みや書き、そして文章でも盛んに出題されている。
かなり手間がかかる。5級の四字熟語でも見慣れないものは沢山ある。
結局、漢検四字熟語辞典に載っている見出し語の四字熟語は全部覚えなければならないということであろう。
31年2月から、常用漢字の表外読みも整理、勉強した。
これは結構大変。一通りやったが、量が多すぎて手が回らない。
覚えることができない。これはあまり訳にたつお勉強ではなかったように思う。
役にたったと思うのは、31年2月の検定の敗北を受けて、漢字の音読みを重視。
1級、準1級の漢字の音読みをチェックした。
熟語になると読むことができるが、漢字1つ出されると間違ってしまう。
例えば
「繭紬」(けんちゅう)
これは準1級の漢字。何度もやっているので、読むことはできるが、ある時気がついた。
「繭」だけ出されると読めない。
このようなことがないように注意した。
これをやったら読みの問題の正答率が上がった。
今まで見たことのない熟語には苦戦を強いられたが、これをやったら、正答できるようになった。
令和元年6月の試験(令和元年第1回)で、読みはかなりできた。しかし、149点と振るわず。
何か、漢検の採点もおかしいところがあるような気がした。
156点くらいになると思うが。これは分からない。
カメラを持って行って、試験時間が終わったら解答用紙の写真を撮ろうかとも思ったが、面倒だからやめた。
それよりも、170点くらい取れば良いのである。
カリカリしてもしょうがないし。
対策としては、音読みを複数個もっている漢字に注意した。
過去の問題で、
「汨没」の読みを問う問題が出た。
「汨」は
汨羅(べきら)があまりに有名。
汨羅の鬼 ということで、水没者の意味。
昔、楚の屈原が讒言されて、汨羅という川に身を投げて自殺した。
ゆえに、皆、「汨没」は「べきこつ」と読み、正解を確信したが、答えは「こつぼつ」
皆、口を尖らせて文句を言っいた。私も、ブツブツ言っていた。
できる人も「これは難しいね」と言っていた。
しかし、この度、「汨」という漢字の音読みをみると、「コツ」と「ベキ」があるのである。
用例を調べると、「コツ」の方が圧倒的に多い。
というか、「ベキ」というのは、「汨羅」のみである。
そしてこれは地名である。
やはり、「コツ」をしっかりと覚えるベキであろう。
このような複数の読みのある漢字に注意した。
あと、いろいろな訓読みがあるが、その訓読みに該当する熟語も拾ってみた。
拾って整理したが、量があるので、覚えきれるものではなかったが、これをやって漢字の理解が一層進んだような気がする。
今回は幸運なことに問題が割と簡単だったような気がする。
いつもは、読み、書きができたが、語彙や対義語、文章題でつまづいて穴を開けてしまうことが多かった。
今回は分からない漢字はあったにせよ、「穴が開く」ことはなかった。
「割とできたな」という感触を得た。
このような感触を得たのは初めてである。
まだ、自己採点もしていないし、もちろん発表もまだだが、今回は受かったのではないだろうか。
結果は・・・おー ミゼラブル
https://kanjifirst.blogspot.com/2020/01/blog-post.html
採点 変だ!