2014年5月20日火曜日

22年の類義語・対義語








23年の類義語・対義語








24年の類義語・対義語






25年の対義語・類義語








25年第3回 対義語 類義語

せい ×棲遅/×栖遅】

[名](スル)ゆっくりと心静かに住むこと。世俗を離れて田園に住むこと。また、そのような人の家。「以前から別荘にしてあった世田ヶ谷の廃屋した」〈荷風・つゆのあとさき〉


かんきょ 【閑居/間居】

[名](スル)
世俗を逃れて心静かに暮らすこと。また、その住まい。「田舎する」
暇でいること。何もしないでぶらぶらしていること。「小人して不善をなす」


ちんちょう 【沈重】

[名・形動]落ち着いていて、おもおもしいこと。また、そのさま。「始終な玄機に制馭(せいぎょ)せられていた」〈鴎外魚玄機


けいそう サウ〕 【軽×躁】

[名・形動]落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。また、そのさま。「性格

2014年5月16日金曜日

漢検1級 故事成語 平成21年度


平成21年第1回

九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)

・意 味: 高い山を築くのに、もっこ一杯の最後の土を盛らないために、山が完成しない。転じて、長い間の苦労や努力も、最後のわずかな失敗から不成功に終わることのたとえ。

                み: きゅうじんのこうをいっきにかく
                 
                説: 「仞」は、中国古代の、長さの単位。「九仞」は、高さが非常に高いこと。「一簣」は、もっこに一杯の分量のことから、わずかな量のたとえ。
                 
                典: 『書経』

                類義語: 百日の説法屁一つ/草履履き際で仕損じる磯際で船を破る/杯と唇の間で取り落とす/千日に刈った萱を一時に亡ぼす
                 
対義語: 



平成20年第3回

積毀骨を銷す  せっきほねをしょうす

〔鄒陽「獄中上二 梁王一 書」〕
 そしりも多く積もれば,かたい骨をも溶かしてしまう。衆人の口の恐ろしいことのたとえ。

積毀 積もり重なったそしり。多くの讒言(ざんげん)

しょう ×銷】

[音]ショウ(セウ)(呉)(漢)
金属をとかす。とける。「銷金
消える。消す。「銷夏銷却

 しょう 〔セウ 【消夏/×銷夏】
   夏の暑さをしのぐこと。「法」

しょうきゃく 〔セウ 【消却/×銷却】

[名](スル)
消してなくすこと。消去。「名簿から名前する」
使ってなくすこと。消費。「半年予算する」
借金などを返すこと。「負債を一年でする」

つるきゅうこうになきこえてんにきこゆ【鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ】

〔詩経 小雅,鶴鳴〕
深い谷底で鳴いても,鶴の声は天に聞こえる。賢人は身を隠しても,その名声は広く世間に知れ渡るというたとえ。

きゅう‐こう〔キウカウ〕【九×皐】
幾重にも曲がりくねった奥深い沢。


故事成語 目次

故事・諺①(新星出版社より)
鷸蚌の争い  綸言汗の如し  兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ  華胥の国に遊ぶ  の人、何ぞ算うるに足らんや   焙烙千に槌一つ  飽かぬは君の御諚  阿漕が浦に引く網  飴を舐らせて口をむしる

故事成語②(新星出版社)より
瑾瑜は瑕(きず)を匿(かく)し、 
国君は垢(はじ)を含む   両葉去らずんば斧柯を用うるに至る   凱風南よりして彼の棘心を吹く   槿花一朝の夢   倹約と吝嗇(りんしょく)は水仙と葱(ねぎ)   端倪すべからざる    瑾瑜は瑕(きず)を匿(かく)し、 
国君は垢(はじ)を含む   三十の輻(ふく)、一つの轂(こく)を共にす。その無に当たりて、車の用あり。 

故事成語③ (新星出版社)
良賈(りょうこ)は深く蔵(ぞう)して虚(むな)しきが如(ごと)し  人の牛蒡で法事する  舐犢の愛   合羽着て撫でても見たき柳かな   まず黍(キビ)を喰らい、後に桃を喰らう   玉を食らい桂を炊ぐ   杵で当たり杓子で当たる   身体髪膚これを父母に受くあえて毀傷せざるは孝の始めなり   朝鳶に蓑を着よ、夕鳶に笠をぬげ    猫の歯に蚤

故事成語④ (新星出版社)
内踝は蚊に食われても悪い  蚊のまつげに巣くう  蚤虱馬の尿する枕もと   命は鴻毛より軽し  不遜にして以て勇と為す者   呉牛月に喘ぐ  芻蕘に詢る  山の芋鰻とならず  一粲を博す  勝地定主無し  
普天の下率土の浜  親父の夜歩き、息子の看経  上古は結縄して治まる   尺牘の書疏は千里の面目なり  


故事成語⑤(新星出版社)
蕨の榾で手を切れば骨まで切れる  逆捩を食わせる  慷概死に赴くは易く、従容義に就くは難し   鋳掛(いかけ)屋の天秤棒(てんびんぼう)   窈窕たる淑女は寤寐(ごび)にこれを求む   臍の緒引き摺る    勧学院の雀は蒙求を囀る   枇杷と焼き魚を一時に食うべからず   嘉善の和は、一味に取るにあらず    藜羹を食らう者は大牢の滋味を知らず   駕籠舁き駕籠に乗らず   花中の鶯舌は花ならずして芳し   羝羊の藩に触る   考えと続飯(そくい)は練るほど良い    苫に寝て土塊を枕とす    翠は羽を以て自ら残なう    毀誉褒貶相半ばす       疏食を飯い水を飲み、肱を曲げてこれを枕とす    一髪千鈞を引く    辛崎の松は花より朧に   大廈の材は一丘の木にあらず   大行は細謹を顧みず   好んで酒を飲むべからず。微醺にして止むべし

故事成語⑥(新星出版社)

平成20年第3回

平成21年第1回 平成20年第3回
九仞の功を一簣に虧く 積毀骨を銷す 

平成21年 第3回

漢検1級 故事成語 22年度 詳説

漢検1級 故事成語 平成23年度の問題で難しかった所

平成24年第1回

平成24年 第2回

24年第3回

平成25年 第2回 第1回問題より
手臂終に外に向かって曲げず  食前方丈一飽に過ぎず  衆口金を鑠し、積毀骨を銷す   勝地定主無し   田鼠化して鶉と為る   朽索の六馬を馭するが如し   白頭新の如く、傾蓋故の如し   芻蕘に詢る