2014年12月21日日曜日

12/21のことば


It is no longer, a heat concealed in my blood, it is Venus itself grasping her prey. 
(Jean Racine)

それは、もはや、私の血の中に隠れている熱い思いではない。今や餌食をしっかりと掴んで離さない恋の女神その人である。

heat (議論闘争などの)最高潮, 真っ最中;あわただしさ;1回の熱心な努力, 一気  (in) the heat of an argument|議論のまっ最中(に).

 conceal  隠す(hide)

ジャン・バプテスト・ラシーヌ 1639-1699
 フランスの悲劇作家







12/20の英文


You have reckoned that History ought to judge the past and to fortell the future world.
The present attempt, however, it will merely tell how it actually happened. 
(Leopord von Lanke)

歴史は過去を判断し、未来の世界を予言すべきものである。
しかし、この本は歴史はいかにして起こったかを語るだけであろう。

reckon 考える, 推定する
foretell 予言する

ドイツの歴史学者 レオポルド・フォン・ランケ 1795-1886

「ラテン及びゲルマン諸民族の歴史」の序文より



古本であるが、岩田一男著 英語・一日一言を手に入れた。
一日一言暗記していくと良いと思う。


今日、忘年会あり。ちょっとした合間に思い出してみたがあまり上手くいかないなあ。

2時半にかえってきた。


2014年12月19日金曜日

征服⑩文章題 言葉の意味


征服⑩文章題 言葉の意味

かん‐かく【×扞格/×捍格】
[名](スル)意見などが食い違うこと。互いに相手を受け入れないこと。
「決して齟齬(そご)し―する者で無いと」〈二葉亭浮雲


睽離 きり
スル
〔「けいり(睽離)」の慣用読み〕
別れ別れになること。また,背き離れること。 「決して乖背(かいはい)し-したいとは願はないやうなものゝ/浮雲 四迷

けいり【睽離】
スル
わかれわかれになること。 「種々の障害に出逢ふて分裂-し/花間鶯 鉄腸



点綴
てんてい【点×綴】
[名](スル)《慣用読みで「てんせつ」とも》ひとつひとつをつづり合わせること。また、物がほどよく散らばっていること。てんてつ。
「ところどころに冬枯れの寂しさをしている」〈犀星・街と家家との遠方〉
てんてつ【点×綴】
[名](スル)てんてい(点綴)」に同じ。
「まだらに白壁のする素朴な田舎家の集団」〈谷崎・吉野葛〉



穆之(りゅう ぼくし)

金柈 きんばん


三人市虎をなす 


劉穆之の金柈  ?

2014年12月18日木曜日

征服⑨文章題の言葉の意味


沖澹(ちゅうたん) 沖淡

 心が穏やかでさっぱりしていること(漢字源 p847)



六合(りくごう)
天地二方と東西南北四方の六方角. 
転じて,宇宙全体.世界(漢検辞典)



ひ‐ぎ【比擬】
1.           [名](スル)他のものとくらべること。なぞらえること。
2.            「天下の物これに―すべきものなし」〈中村訳・西国立志編〉



快暢 カイチョウ
[名・形動]調子がよく、のびのびしていること。また、そのさま。
「どんなにな脳髄の人でも」〈漱石・文学評論〉



鳳笛 ほうてき 
日本の笛
実際の音色




び‐う【眉宇】

《「宇」は軒(のき)。眉(まゆ)を目の軒と見立てていう》まゆのあたり。まゆ。「決意を―に漂わせる」


しゅ いき -ゐき [0] 【殊域】

よその世界。よその国。 「これを読んで私(ひそ)かに-同嗜(どうし)の人を獲たと思つた/渋江抽斎 鷗外」



 白鵠(はくこく)
白鵠(はくこく)とは、中国の後漢末期に活躍した馬の名前。曹洪の乗馬。葦毛馬であった。
『三国志』にはその名は登場しないが、晋の王嘉が書いた『拾遺記』、『太平御覧』などに記されている。 『拾遺記』には、「疾走すると風の音が耳に鳴るばかり、足が地面を踏まないかのような名馬」であったとされる。 初平元年(190年)の董卓討伐戦の時、曹操は徐栄に大敗し敵軍に追撃された。この時、曹洪は白鵠に乗っており、馬を失った曹操に馬を譲ろうとした。曹操は最初は辞退したが、曹洪は「天下に洪なかるべきも、公なかるべからず」と直言して曹操に馬をゆずり、自分は徒歩で曹操に付き従い、闇に紛れて逃げ延びた。
川合康三氏は「曹洪はこの他にもたくさんの駿馬を抱えており、曹洪の家の産業がいかに盛んであったが伺える」と『曹操 -矛を横たえて詩を賦す-』にて述べている。
小説『三国志演義』には曹洪が自ら背負って渡川するため登場しない。

哲学涓滴 

2014年12月16日火曜日

新征服問題集 文章題⑦


きしゃ【揮洒・揮灑】
スル
きさい(揮灑) 」に同じ。 「人に頼まれて-する書幅/花間鶯 鉄腸

きさい【揮灑】
スル
思いのままに筆をふるうこと。揮洒(きしや) 「是れ皆画家が生平-せる所のもの/肖像画 四迷




「楮縑(チョケン)」
漢検分野別精選演習1級に取り組んでいた。「楮縑(チョケン)」ということばが出てきた。角川大字源で調べると、「縑楮(ケンチョ)」で記載されていた。「かりぎぬとこうぞ。ともに書画をかく材料。転じて、紙。」 「縑」は配当外漢字。勉強になりました。OCTAVE



交趾(こうち、こうし)
1.           交趾郡 - 前漢からにかけて置かれた中国の名称。
2.           交趾支那 - フランス統治時代のベトナム南部に対する呼称。
交趾焼の通称。

交趾焼(こうちやき)は、中国南部で生産された陶磁器の一種。名称はベトナムコーチシナ(交趾支那)との貿易で交趾船によりもたらされたことに由来する。正倉院三彩などの低火度釉による三彩、法花と呼ばれる中国の時代の焼き物、黄南京と呼ばれる中国の焼き物やの時代の鳳凰が描かれた焼き物も広い意味では交趾焼である。総じて黄、紫、緑、青、白、などの細かい貫入の入る釉薬のかかった焼き物の事をさす。


2014年12月10日水曜日

21年B 文章題


21年B 文章題

突兀 トッコツ
[ト・タル][文][形動タリ]高く突き出ているさま。高くそびえるさま。
たる両岸の岩山は」〈木下尚江・良人の自白〉


せい‐そ【凄×楚】
いたましく思うこと。悲しみいたむこと。
「人情の上に於ける観察も曽て―惨澹の処に向わず」〈子規・獺祭書屋俳話〉

悽楚 
悽:[音]セイ(漢)
いたましく思う。「悽惨・悽悽」



幽婉  ゆう えん 0 いうゑん 【幽婉 いうえん 【幽艶】
形動 [文] ナリ
深く上品なこと。奥ゆかし美しいこと。また,そのさま。 極まりなき此の末段音楽ふらんす物語 荷風




絡繹 ラクエキ
[ト・タル][文][形動タリ]人馬の往来などの、絶え間なく続くさま。
「事務所の前を来たり往ったりする人数はとして絶えなかったが」〈有島或る女



 
https://kanjifirst.blogspot.com/2020/01/blog-post.html
 漢字検定 採点 変だ! 怒怒怒!! 令和2年1月20日


2014年12月9日火曜日

22年の第3回の文章題 分からない言葉

22年の第3回の文章題 を,さっくりやってみた.

 分からない言葉をネットで調べた.


秦鏡 しんきょう
中国最古の鏡。先秦鏡,戦国鏡ともいう。大部分が円形で,そりが少なく薄手。鏡背には羽状文,獣文,幾何学文,へび形のかみ合った蟠螭文などの透かし彫文様が施されている。四円鏡のように細かい地文様の上に単位文様を回転させたもの,河南省洛陽金村韓君墓出土の金銀錯狩猟文様のように象眼装飾が施されたものなどがあり,鏡体が二重になったものが多い。

《「西京雑記」にある、秦の始皇帝が、人の心の善悪や病気の有無を照らして見たという鏡から》人の心の善悪正邪を見抜く眼識


むりょう‐ごう〔ムリヤウゴフ〕【無量×劫】
仏語。限りなく長い時間。永劫。




廓如
「廓如」(かくじょ)とは、『広辞苑』によると「広々としたさま。開けたさま。」




冕旒其の頭を束し黼黻其の身を拘す。
 http://kanjifirst.blogspot.jp/2014/04/24.html

三宅雪嶺「我観小景」
冕旒=べんりゅう

 冕冠の前後に垂らす、珠玉を連ねた糸状飾り

べん‐かん 〔‐クワン〕 【×冕冠】

天皇皇太子大儀の際に着用した冠。上部に冕板(べんばん)とよばれる長方形の板状のものをのせ、その前後に5色の珠玉を連ねた糸状飾りを垂らした。玉冠。冕。



黼黻=ほふつ



黼黻

「黼黻」の音読みが出題された。以前にもでましたね。「ふふつ、ほふつ」。字統で、「黼」を調べると、「形声 声符は甫。[説文]に「白と黒と相次するの文なり」とあり、その文様は斧文ふぶんである。[詩、小雅、采菽さいしゅく、毛伝]に「白と黒と、之これを黼と謂ふ」[爾雅じが、釈器、斧、之これを黼と謂ふ」とあり、両己相背く形のものがそれであるとされる。[書、益稷えきしょく]「宋彝そうい・藻そう・火・粉米ふんべい・黼黻ほふつ」の[弘安国伝]に『黼』を斧形、『黻』を両己相背く形であるとし[詩、毛伝]の説と異なるが、実際詳しいことは知られず ・・・略」
http://octave.blog.eonet.jp/default/2013/02/post-aa31.html

黼黻文章(ほふつぶんしょう): 彩りの美しい模様。

出典:礼記


黼黻昭文
黼黻昭文とは【ふふつしょうぶん】黼黻昭文とは【ふふつしょうぶん】
昔、皇帝の礼服の裳に刺繍した文で、黼は白と黒の糸で斧の形、黻は黒と青の糸で弓字が相反し亜字状の文様にぬいとりした。
亜字形の大形墨で殿閣中で刺繍している状を表している。墨形の亜字形も黻との関連で作られたと思える。裏の墨名の入れ方(書体、布置)も前二者と同じである。印に「含英咀華」とある。出所:『文房古玩事典』宇野雪村
http://abc0120.net/wiki/doc-view-815.html


黼黻

提供: ウィキまとめ

①天子の礼服のぬいとりの模様。

②美しい文章のたとえ。
③わきからたすける。▽輔(ホヒツ)に当てた用法。


南面百城
 < >ナンメンヒヤクジヤウ<> <>南面は人君の位、人君となりて百城を領する富貴の樂をいふ。



しゃ‐り【×這裏】
1.           《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)
2.            「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも―の消息は会得できる」〈漱石吾輩は猫である



たん‐せき【×儋石/担石】
《「石」は古代中国で容量をはかる単位。「儋」は2石、「担」は1石》わずかな量の米穀。転じて、わずかなこと、ささいなこと。
たん石の貯え
わずかな米穀の貯え。わずかな貯え。儋石の儲(もう)け。
たん石の禄
わずかな給料。




ぼうし〔バウ〕【×茨】
チガヤイバラ。また、それでふいた粗末な屋根や粗末な家。
煙に籠()もって夜の月朦朧(もうろう)たり」〈太平記・二七〉



郭隗 カクカイ
中国、戦国時代の燕(えん)の政治家。昭王に人材を集める方法を問われ、「まず私を登用しなさい」と答えたことで有名。生没年未詳。(かい)より始めよ