25年第2回
このページに修められている故事成語
手臂終に外に向かって曲げず 食前方丈一飽に過ぎず 衆口金を鑠し、積毀骨を銷す 勝地定主無し 田鼠化して鶉と為る 朽索の六馬を馭するが如し 白頭新の如く、傾蓋故の如し 芻蕘に詢る
このページに修められている故事成語
手臂終に外に向かって曲げず 食前方丈一飽に過ぎず 衆口金を鑠し、積毀骨を銷す 勝地定主無し 田鼠化して鶉と為る 朽索の六馬を馭するが如し 白頭新の如く、傾蓋故の如し 芻蕘に詢る
手臂(しゅひ)終に外に向かって曲げず
手も足も出ず。
食前方丈一飽に過ぎず (しょくぜんほうじょういっぽうにすぎず)
欲もほどほどにしたほうが良いというたとえで、ご馳走を一丈四方いっぱいに並べても、その一部分で満腹してしまい、それ以上は食べられないことから。「方丈」一丈四方のこと。一丈は約三メートル。
衆口金を鑠し、積毀骨を銷す
(しゅうこうきんをけし、せききほねをけす)
讒言の恐ろしさを喩えた言葉。
多くの人が言えば、やがてはそれが正しくなってしまうということ。
多くの人が口にすれば金をも溶かす力となり、悪口が積もればその親族*1までも潰す力になるという意から。
25年第1回
勝地定主無し しょうちていしゅなし
〔白居易「遊雲居寺贈穆三十六地主」の「勝地本来無二 定主一 」による〕
すぐれた風景に,これと定まった持ち主があるわけではないから,誰でもが心ゆくまで賞すればよい。
鍼縷に順う者は帷幕を成す
不明
田鼠化して鶉と為る /でんそかしてうずらとなる /でんそくわしてうづらとなる
七十二候のひとつ。清明の第二候、陽暦四月十日~十四日までのあいだ。
田鼠はもぐら、うづらはフナシウヅラ。もぐらがうづらになるという実際にはありえないことだが、春になり地中のものが地上に出て活動すると考える事ができる。
朽索の六馬を馭するが如し きゅうさくのろくばをぎょするがごとし
くさった縄で六頭の馬を馭するように,非常に困難なことのたとえ。〔書経 五子之歌〕
白頭新の如く、傾蓋故の如し はくとうしんのごとく、けいがいこのごとし
白髪頭になるまで交際しても気が合わなければ、新しい知り合いと同様だが、たまたま道で知り合った人でも気が合えば旧知のように親しくなること。
[注釈] 「傾蓋」の車の蓋を傾けること。
[語源] 孔子と程子がたまたま道で出会い、車の蓋を傾けて語り合ったという故事から。
[出典]『史記』鄒陽
芻蕘に詢る (すうじょう に はか る)
芻は草、蕘は木で、転じて草刈りと木こりのこと。
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